当クリニックではセレックシステムを導入しています。
医療先進国ドイツからやってきた、コンピュータ制御によって歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。コンピュータを使って修復物を作製するので、歯型を取ることがありません。
3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)し、患部の歯列をモニター上に再現。そのあとはコンピュータの3D画面上にて修復物を設計し、ミリングマシンがデータをもとに作製します。
歯科技工所に依頼することなく歯科医院で修復物を作製できるので、一般的な修復物よりも経済的。また規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため耐久性が高く、治療時間も約1時間と非常にスピーディーです。
せっかくセレックシステムがあっても使用していない、あるいはその日のうちに入らない施設もあり宝の持ち腐れになっていると聞きます。これは異なる材質を使用していることもありますが、多くはコンピュータの3D操作が難しく思う先生が多いことが理由に挙げられます。アイム歯科クリニック院長は得意分野として元々3D-CGのスキルがあり、それに比べれば容易なので基本的にその日のうちにセラミックの歯を制作します。スタッフも同様の訓練を受けています。
アイム歯科クリニックでは被せもののセレック材料は標準でよりリアルなグラデーションブロックを用います。美しく輝く白い歯をあなたに。セレックは満足の審美歯科治療を体験できます。
尚、このシステムを用いた陶器と樹脂の合成材料での修復が、前から4・5番目の歯に限り保険の適用となりました。保険規定で型どりをしなければならず、その日のうちには出来上がりませんが8,000円ほどの診療費でセレック修復が体験できます。
光学式むし歯検出装置 ダイアグノデント ペン
目では見逃されやすい部分にできたむし歯も、レーザー光線で見つける機器です。
従来品(ダイアグノデント 2000年~)は歯のかむ面だけの検査しかできず、滅菌も先端部分しかできませんでした。ダイアグノデントペンは、歯と歯の間に隠れた細かい虫歯まで見つけられるようになった進化版です(2010年~)。
さらに、むし歯だけではなく、今まで他の製品でもなかった歯ぐきの奥に隠れた歯石まで見つけられる機能が加わり、新たな部分の診断ができるようになりました。
レーザー光で探し、音と数値で診査するだけなので、痛みもなくお子様も苦労することなく初期のうちに虫歯を見つけられます。
診療用チェア
診療用チェアは写真のように透明感と柔らかさのあるものを導入。緊張しがちな患者でも安息できるよう考えられています。
特に特別診療室のそれは、診療用チェアというより個人用ソファと表現したほうが似合うかもしれません。医療機器が見えないように工夫されています。