コンポジットレジン

 コンポジットレジンは高分子樹脂とガラスやセラミックの混合されたもので、歯に色や透明度が似ているため,審美的に歯を修復する材料として使用されています。お口の中で青い光を照らされた経験のある方も多いと思いますが、それはコンポジットレジンを固めるための方法です。
 コンポジットレジンを使って治した例が下の写真です。

 この患者様は、以前に水銀を用いた合金(アマルガム:当クリニックでは行いません)でむし歯を治したが、数年の後に段差が出来てしまったそうです(左写真)。水銀のイメージも悪く、また色も気に入らなかったためコンポジットレジンで治療しました(右写真)。ご覧の通り歯に近い色で治るのがわかります。
 コンポジットレジンでの治療は型どりなどがなく、その日のうちに治ります。また、この治療は保険が適用されます。

 ダイビング中や登山の時に歯が痛くなる方がいらっしゃいます。その場合、詰め物の下に空間が開いている可能性(歯のスクイズとブロック)があります。院長はPADIダイビングインストラクター(MSDT)でもあり、ダイビング歯科として空間ができずらい工夫や相談も行っています。もし、その様な症状がある場合はぜひご相談ください。